生物情報
学名:Polypedates leucomystax
和名:シロアゴガエル
中国語名:白頷樹蛙
英語名:White-lipped Tree Frog
原産地:インド東北部からフィリピンなど、東南アジアに広く分布
生態・特徴
本種は現在、沖縄群島の多くの島々、北大東島、先島諸島(宮古島、石垣を含む)および鹿児島県の与論島などで分布が確認されており、その中でも沖縄島と宮古島が特に一般的です。西表島にはかつて個体群が存在したが、2019年に完全に除去されたとされています。
シロアゴガエルは1964年に沖縄島で初めて発見され、宮古島では1997年に初めて記録されました。沖縄は1945年から1972年まで米国の統治下にあったため、当時米軍が物資を運ぶ際に個体が運ばれた可能性があると推測されており、または飼育されていたものが逃げ出して、やがて多くの島に拡散したと考えられています。
※ 『外来生物法』により「特定外来生物」に指定されています。
※ 「日本の侵入外来種ワースト100」の一つです。
台湾にも同属のカエルが2種おり、それぞれ外来種の Polypedates megacephalus と、原生種の P. braueri です。初期の同定の混乱により、これら2種も時折シロアゴガエルと誤って呼ばれることがありました。しかし、学名から考えると、「シロアゴガエル」はこの種Polypedates leucomystaxだけを指すべきで、その種小名leucomystaxはギリシャ語のleuco-(白色)とmystax(上唇)から由来し、その顕著な白色の唇の特徴を反映しています。
参考資料:国立環境研究所侵入生物データベース
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/40030.html
ツアー中に撮影した観察記録写真と撮影日
シロアゴガエルは、夏季に繁殖します。5月から10月の【両生爬虫類ツアー】中に、水辺の近くで成体や卵塊を観察できる機会があります。


