基本情報
学名:Alpinia zerumbet
和名:ゲットウ
中国語名:月桃
英語名:Shell ginger
原産地:アジアの熱帯から亜熱帯地域、東南アジア、南インド、台湾および日本の南西諸島など。
生態・特徴
ゲットウは沖縄では非常に一般的な植物で、しばしば田んぼの脇に防風の垣根として植えられます。ゲットウの葉は精油で富み、殺菌や防腐の効果があります。近年ではゲットウの葉茶や、精油を利用した化粧品や石鹸などがあり、沖縄の人々の日常生活に密接に関連しています。ゲットウの花は5月から6月の梅雨時に咲き、淡いピンクで可愛らしく、開花前の蕾が貝殻のように見えるため、英語名はShell gingerです。
ゲットウ(Alpinia zerumbet)は沖縄原産のアオノクマタケラン(Alpinia intermedia)と容易に交雑し、天然交雑した種がクマタケラン(Alpinia ×formosana)です。沖縄で広くゲットウが栽培されているため、沖縄の田舎でもクマタケランが見られることがあります。
クマタケランの花はアオノクマタケランより大きいが、ゲットウよりは小さく、花序はアオノクマタケランのように直立し、ゲットウのように垂れません。葉の柔軟度もその中間であり、沖縄の伝統的な餅「ムーチー」の製作に適しています。
ツアー中に撮影した観察記録写真と撮影日
5月-6月はゲットウの開花を楽しむ最適な季節です。沖縄ではゲットウが人為的に栽培されているため、集落や田間の道付近で見られることが多いです。



