基本情報
学名:Tokudaia muenninki
和名:オキナワトゲネズミ
中国語名:沖繩裔鼠
英語名:Okinawa spiny rat
原産地:沖縄島北部
生態・特徴
オキナワトゲネズミの近縁種には、奄美大島に分布するアマミトゲネズミ(Tokudaia osimensis)と、徳之島に分布するトクノシマトゲネズミ(Tokudaia tokunoshimensis)がいます。
この中でトクノシマトゲネズミが最も大きく、次に沖縄、最も小さいのがアマミトゲネズミです。
3種の間で性染色体が異なり、非常に興味深いです:
- アマミトゲネズミ (T. osimensis 2n=25, XO/XO)
- トクノシマトゲネズミ (T. tokunoshimensis 2n=45, XO/XO)
- オキナワトゲネズミ (T. muenninki 2n=44, XX/XY)
オキナワトゲネズミはイタジイを主体とする森林に生息しており、個体数は不明です。外来種(野化した猫や犬)による捕食圧が非常に高く、捕獲された野良猫の排泄物の中で、しばしばオキナワトゲネズミの針状毛が発見されます。
ツアー中に撮影した観察記録写真と撮影日
本種は非常に希少で、その生態は隠密で観察が難しいです。私は1度だけ生体を見たことがあります(最下部のビデオ)。






ツアー中に撮影した観察記録動画
参考資料:
トゲネズミ属の染色体関連研究(2014)