イタジイ

沖繩栲
沖繩栲

基本情報

学名:Castanopsis sieboldii var. lutchuensis
和名:イタジイ
中国語名:長果椎、長果錐
英語名:Itajii chinkapin
原産地:奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、沖縄島、伊平屋島、伊是名島、慶良間諸島、久米島、石垣島、西表島、与那国島

生態・特徴

奄美大島以南に分布するイタジイは、Castanopsis sieboldii の変種の一つ(var. lutchuensis)で、やんばるの森で最も主要な樹種の一つです。バイオマスはやんばるの森の約60〜70%を占めます。その理由の一つは、伐採後に幹の基部からひこばえが出やすく、他の樹種より早く回復できることで、かつて林業のために開墾されたやんばるの森でも優占種となりました。

やんばるのイタジイは毎年2月に開花し、花の季節には樹全体が金色に染まってとても美しく、ほのかな香りがします。開花の翌年の秋にシイの実がなります。リュウキュウイノシシ、ケナガネズミ、ヤンバルクイナなど、やんばるの動物にとって最も重要な食料源の一つでもあります。

ツアー中に撮影した観察記録写真と撮影日

イタジイ (Castanopsis sieboldii var. lutchuensis) イタジイの実
イタジイの実
イタジイ (Castanopsis sieboldii var. lutchuensis) やんばるの森のバイオマスの約70%を占めるイタジイ
やんばるの森のバイオマスの約70%を占めるイタジイ
イタジイ (Castanopsis sieboldii var. lutchuensis) 2022/3/2 国頭村 イタジイの開花
2022/3/2 国頭村 イタジイの開花