クロカダゾウムシ

基本情報

学名:Pachyrhynchus infernalis
和名:クロカダゾウムシ
中国語名:八重山球背象鼻蟲
英語名:Yaeyama Pachyrhynchus weevil
原産地:石垣島、西表島

生態・特徴

本種は、日本国内で唯一分布が確認されているカダゾウムシ属(Pachyrhynchus)の種で、石垣島と西表島のみに生息しています。カダゾウムシ属は主にフィリピンの島々に分布し、台湾の蘭嶼や緑島にも複数種が確認されています。

この属の特徴として、上翅が癒合しており飛行できないことが挙げられます。近年、カダゾウムシ属がフィリピンから蘭嶼、緑島、八重山諸島へどのように拡散したのかについて研究が進められています。

多くのカダゾウムシ属の種は鮮やかな体色や模様を持っていますが、本種は模様のない黒色をしているのが特徴です。

関連研究:
Tseng, H-Y., W-S. Huang, M-L. Jeng, R.J.T. Villanueva, O.M. Nuñeza and C-P. Lin (2017). Complex inter-island colonization and peripatric founder speciation promote diversification of flightless Pachyrhynchus weevils in the Taiwan-Luzon volcanic belt. Journal of Biogeography.

ツアー中に撮影した観察記録写真と撮影日

夏季の西表島における【離島ツアー】にて、本種を観察しました。

Aug 25, 2025 西表島 木の柱の上にいるクロカダゾウムシ (Pachyrhynchus infernalis)
2025/8/25 西表島
Jun 30, 2025 西表島 木の上にいるクロカダゾウムシ (Pachyrhynchus infernalis)
2025/6/30 西表島
Aug 10, 2023 西表島 石の上にいるクロカダゾウムシ (Pachyrhynchus infernalis)
2023/8/10 西表島