基本情報
学名:Ovophis okinavensis
和名:ヒメハブ
中国語名:姬波布、沖繩烙鐵頭
英語名:Himehabu, Okinawa pit viper
原産地:沖縄群島(沖縄島、伊平屋島、伊江島、久米島、渡嘉敷島)、奄美群島(奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島)
生態・特徴
ヒメハブの最大体長は80cmでハブよりも小型であることからこの名前がつけられました。しかし、実際にはハブと違い、ヤマバフ属(Ovophis)に属します。ヒメハブの交尾個体を見ると、オスとメスの成熟個体の体格差が大きいことが分かります。
ヒメハブは毒蛇ですが、その毒性は比較的弱く、致命的ではありません。しかし、噛まれた場合はすぐに医療機関を受診する必要があります。ヒメハブの体色は落ち葉や森林の地表とよく似ており、また地面にじっとしていることが多いため、注意していないと見落としやすいです。
ヒメハブはカエル類を好んで捕食します。他のヘビの多くは冬季に活動が鈍くなりますが、ヒメハブは冬季のカエル類の繁殖地で獲物を狙い、冷たい渓流の中に入ることさえあります。冬から春にかけて、リュウキュウアカガエル、リュウキュウカジカガエル、オキナワアオガエル、ハロウェルアマガエルの繁殖期には、ヒメハブをよく見かけます。ただし、ヒメハブはオキナワシリケンイモリを食べないようで、近くにイモリがいても無関心な様子が多いです。
ツアー中に撮影した観察記録写真と撮影日
冬季から春季にかけての【両生爬虫類ツアー】ではヒメハブに遭遇できるチャンスが非常に多く、特に2月末には交尾中のペアを見かけることもあります。過去には池のほとりで一度に最大9個体を観察したこともあります。



