アマミミナミサワガニ

Amamiku amamensis

和名:アマミミナミサワガニ
中国語名:奄美阿神蟹
英語名:Amami Freshwater Crab
原産:徳之島、奄美大島特有種

アマミミナミサワガニの属名であるAmamikuは、琉球文化における創造の女神アマミクに由来しています。この種はもともとオキナワミナミサワガニ(Candidiopotamon okinawense)の奄美亜種と考えられていましたが、2004年の分類見直しにより新しい属として成立しました。Amamiku属には、徳之島と奄美大島に分布するアマミミナミサワガニと、渡嘉敷島にのみ分布するカクレサワガニ(Amamiku occulta)の2種があります。

アマミミナミサワガニの背甲の幅は約3cmで、特徴として眼の左右前側縁に切れこみがあります。また、卵の直径は約3mmで、他のサワガニと比べて大きく、孵化後の稚ガニも比較的大きいです。

参考資料:
奄美群島の山や里のカニ

2024/9/21 奄美大島
2024/9/24 奄美大島
2024/9/24 奄美大島