ハナサキガエル

基本情報

学名:Odorrana narina
和名:ハナサキガエル
中国語名:琉球臭蛙、沖繩臭蛙、沖繩鼻先蛙、沖繩尖吻蛙、琉球尖鼻蛙
英語名:Okinawa Tip-nosed Frog
原産地:沖縄島北部固有種

生態・特徴

ハナサキガエルは沖縄の山林でよく見られる種で、台湾に分布するスウィンホーハナサキガエル(Odorrana swinhoana)に似ていますが、本種の方がやや大型で、鳴き声はより高く鋭く、体色には緑色から褐色までの変異があります。和名「ハナサキガエル」は吻端が尖っていることに由来しています。冬季に繁殖し、春になると上陸したばかりの幼体が多く見られます。

本属は琉球列島の各島で別の種へと進化しています。特に色彩が著しく異なるオキナワイシカワガエルやアマミイシカワガエルのほか、以下のような種が知られています:

  • アマミハナサキガエル Odorrana amamiensis:奄美大島、徳之島に分布
  • ハナサキガエル Odorrana narina:沖縄島北部に分布
  • オオハナサキガエル Odorrana supranarina:石垣島、西表島に分布
  • コガタハナサキガエル Odorrana utsunomiyaorum:石垣島、西表島に分布

Odorrana utsunomiyaorum の種小名は、両生類学者である宇都宮泰明・妙子夫妻への献名です。(参考資料

ツアー中に撮影した観察記録写真と撮影日

本種は【両生爬虫類ツアー】の際、渓流環境でよく見られます。また、日中の【やんばる自然観察】においても、時折その姿を見かけることがあります。

Jan 10, 2026 ハナサキガエル Odorrana narina 国頭村の渓流脇にいる緑色の個体
2026/1/10 国頭村
ハナサキガエル Odorrana narina 国頭村の森林底層で昼間に観察した個体
日中でも沢の近くの林床で見かけることがあります。
Nov 23, 2025 ハナサキガエル Odorrana narina 国頭村の渓流脇にいる茶色の個体
2025/11/23 褐色の個体
Nov 4, 2023 ハナサキガエル Odorrana narina 国頭村の渓流脇にいる青色の個体
2023/11/4 国頭村 ブルーの個体
Sep 30, 2025 ハナサキガエル Odorrana narina 国頭村の渓流脇の石の上にいる青色の個体
2025/9/30 国頭村
Jan 9, 2024 ハナサキガエル Odorrana narina 国頭村の森林底層にいる青と緑が混ざった個体
2024/1/9 国頭村 緑とブルーが混ざった個体