Cyclophiops herminae 和名:サキシマアオヘビ中国語名:先島青蛇英語名:Sakishima green snake原産地:八重山諸島、宮古諸島 サキシマアオヘビは体長約50〜85cmで、灰緑色に近い体色をしており、頭部は小さめに見えることが多く、時に暗色の縦縞が見られることもあります。ミミズを好んで食べる傾向があります。幼蛇には横縞模様があります。
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サキシママダラ
Lycodon rufozonatus walli 和名:サキシママダラ中国語名:先島紅斑蛇、赤鏈蛇沃氏亞種英語名:Sakishima Odd-tooth Snake原産地:宮古諸島、八重山諸島 アカマダラ(Lycodon rufozonatus) には2つの亜種があります:
シロアゴガエル
Polypedates leucomystax 和名:シロアゴガエル中国語名:白頷樹蛙英語名:White-lipped Tree Frog原産地:インド北東部からフィリピンなど、東南アジアに広く分布 参考資料:国立環境研究所 外来生物データベースhttps://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/40030.html 本種は現在、沖縄諸島の多くの島々、北大東島、先島諸島(宮古島、石垣島を含む)、および鹿児島県の与論島などで分布が確認されており、特に沖縄島と宮古島でよく見られます。西表島ではかつて生息していましたが、2019年に完全駆除が宣言されました。 シロアゴガエルは、1964年に沖縄島で初めて発見され、宮古島では1997年に初記録されました。沖縄は1945年から1972年までアメリカの統治下にあったため、その際に物資とともに個体が持ち込まれた、あるいは飼育されていたものが逃げ出して分布を広げた可能性が考えられます。 ※ 外来生物法により「特定外来生物」に指定されています※ 「日本の侵略的外来種ワースト100」の一種です 台湾にも同属のカエルが2種生息しており、外来種のバンタイアマガエル(Polypedates megacephalus)と、在来種のブラウアアマガエル(P. braueri)がいます。以前は同定の混乱があり、これらの種がシロアゴガエルと誤認されることもありました。しかし学名に基づけば、「シロアゴガエル」は本種 Polypedates leucomystax のみに該当します。種小名 leucomystax は、ギリシャ語の leuco-(白)と mystax(上唇)に由来しており、白い唇縁が目立つ本種の特徴を反映しています。
ミナミオカガニ
Cardisoma carnifex 和名:ミナミオカガニ中国語名:凶狠圓軸蟹英語名:Brown Land Crab原産地:東南アジアの太平洋・インド洋沿岸、日本では琉球列島の与論島以南の島々に分布 ミナミオカガニは琉球列島に生息するオカガニ類の一種です。近年では沿岸部の環境破壊や、幼生を海に放つ際の移動路が海岸道路によって遮られることなどにより、その個体数は大きく減少しています。沖縄島にも見られますが、比較的まれです。 外見が類似しているオカガニ(Tuerkayana hirtipes)とは、複眼の色で見分けることができます。ミナミオカガニの複眼は灰色であるのに対し、オカガニの複眼は黒色です。 参考資料:台湾台江国家公園 特集記事:ミナミオカガニ by 台湾生態学会 劉烘昌ミナミオカガニの紹介
キシノウエトカゲ
Plestiodon kishinouyei 和名:キシノウエトカゲ中国語名:岸上石龍子英語名:Kishinoue’s Giant Skink原産地:宮古諸島、八重山諸島 キシノウエトカゲは日本最大のトカゲで、全長は最大40cmに達します。開けた二次林環境に生息しています。種小名「kishinouyei」は、日本の水産学者・岸上鎌吉氏にちなんで命名されました。
サキシマスベトカゲ
Scincella boettgeri 和名:サキシマスベトカゲ中国語名:先島滑蜥英語名:Sakishima Ground Skink原産地:宮古諸島および八重山諸島(与那国島を除く) 本種は林床に生息する小型のトカゲで、警戒心が強く、なかなか姿を見ることができません。
ヒメアマガエル
Microhyla okinavensis 和名:ヒメアマガエル中国語名:沖繩小雨蛙、沖繩飾紋姬蛙英語名:Okinawa narrow-mouthed frog原産地:奄美群島、沖縄諸島、宮古諸島 本来沖縄のヒメアマガエルは台湾のヒメアマガエルと同じく南アジアの M. ornata に属していましたが、2005年の系統解析研究により、台湾の個体群は M. fissipes として独立し、琉球列島の個体群は M. okinavensis として独立しました。2020年の系統解析研究によって、八重山諸島の個体群はさらに M. kuramotoi として独立しました。現在、ヒメアマガエルの分布範囲は奄美群島、沖縄諸島、宮古諸島となっています。ヒメアマガエルは夏季(3月〜7月)に繁殖し、特に雨の日にはオスの大きな声が聞こえますが、その体は小さく、落ち葉の下や泥の中に隠れていることが多いため、発見が難しいです。 オタマジャクシは半透明で、目が頭の両側にあり、他のオタマジャクシと区別しやすいです。 この投稿をInstagramで見る Yambaru Nature Guide Wanyu(@yambaru_wanyu)がシェアした投稿 この生き物を観察したい場合は… 3月~4月の両生爬虫類ツアーへの参加をおすすめします!雨の日が見つけやすいです!
カラスバト
Columba janthina 和名:カラスバト中国語名:黑林鴿英語名:Black Wood Pigeon原産:中華人民共和国(山東省)、大韓民国、日本 本種には3つの亜種が存在する。 沖縄島でカラスバト(C. j. janthina)を観察するのは非常に難しく、近年は個体数が減少し、鳴き声を聞く機会も少なくなった。私自身も年に1回ほどしか見かけない。奄美大島にも同じ亜種が生息しており、この写真を撮影できたのは非常に幸運だった。地面に降りていた個体が、私が車を降りるとすぐに近くの枝に飛び移り、その瞬間を撮影することができた。 宮古島、石垣島、西表島、与那国島では、別の亜種であるヨナクニカラスバト(C. j. stejnegeri)を観察できる。 参考資料:Wikipedia
ミヤコヒキガエル
Bufo gargarizans miyakonis 和名: ミヤコヒキガエル中国語名: 宮古蟾蜍英語名: Miyako Toad原産: 宮古諸島(宮古島、伊良部島、下地島、池間島、来間島) ミヤコヒキガエルは、中国とロシアに分布するアジアヒキガエル(Bufo gargarizans)の亜種で、南西諸島で唯一の原生種のヒキガエルです。繁殖期は9月から3月までです。また、ミヤコヒキガエルは北大東島、南大東島では国内の外来種となっています。
ミヤコヒバァ
Hebius concelarus 和名:ミヤコヒバァ中国語:名宮古腹鍊蛇英語名:Miyako Keelback原産:宮古島、伊良部島 ミヤコヒバァは宮古島、伊良部島に生息する固有種で、個体数は非常に少ない。本種は「国内希少野生動植物種」に指定されている。