ヤエヤマイシガメ

Mauremys mutica kami 和名:ヤエヤマイシガメ中国語名:八重山柴棺龜、黃喉擬水龜英語名:Yaeyama Yellow Pond Turtle原産:石垣島、西表島、與那國島 ヤエヤマイシガメは、ミナミイシガメ(Mauremys mutica)の亜種の一つで、石垣島、西表島、与那国島に分布しています。ミナミイシガメは2018年にIUCNによってCR(絶滅危惧種)に指定され、保護が必要です。 ヤエヤマイシガメは沖縄県の指定希少野生動植物種ですが、他の地域では国内外来種となっています。例えば、沖縄諸島、宮古諸島、大東諸島なども分布しています。宮古島では、ヤエヤマイシガメが宮古島固有の希少種であるミヤコサワガニ(Geothelphusa miyakoensis)を捕食する可能性があります。 ミナミイシガメの原名亜種は、ベトナム北部、中国南部、台湾などに分布していますが、沖縄の一部の島々にも外来種として見られ、その由来は飼育個体の逸出である可能性があります。 参考資料

キンバト

Chalcophaps indica 和名:キンバト中国語名:翠翼鳩英語名:Emerald Dove原産:広くアジアに分布、日本では先島諸島(宮古島~与那国島)でのみ見られる 本種は日本の宮古島以南から与那国島にかけて留鳥として生息しています。宮古島は日本で本種を最も観察しやすい場所です。雄鳥は目の上の羽が白く、頭頂部は灰色です。一方、雌鳥は目の上の羽が灰色で、頭頂部と胸の羽の色が同じです。

リュウキュウメジロ

Zosterops japonicus loochooensis 和名:リュウキュウメジロ中国語名:琉球綠繡眼、日菲繡眼琉球亞種英語名:Ryukyu Warbling White-eye原産:琉球群島(奄美大島より南) 本種はメジロ(Zosterops japonicus)の亜種の一つで、日本に分布する原名亜種とは異なり、原名亜種は翼の下に褐色があるのに対し、亜種リュウキュウメジロの胸部はより白っぽい色をしています。冬季には、沖縄でも原名亜種が渡り鳥として見られることがあります。また、台湾島で一般的なメジロはスウィンホーメジロ(Zosterops simplex)です。 参考資料:

リュウキュウアオバズク

Ninox japonica totogo 和名:リュウキュウアオバズク中国語名:琉球褐鷹鴞、日本褐鷹鴞琉球亞種英語名:Ryukyu Brown Hawk-Owl原産:台湾、琉球群島 日本に分布するアオバズクは、以前は学名Ninox scutulataとされていました。2002年に、この種がNinox scutulataから分離され、独立種として認められました。この種は、以下の3つの亜種に分かれます。 参考資料:Wikipedia

リュウキュウアオバト

Treron permagnus 和名:リュウキュウアオバト(リュウキュウズアカアオバト)中国語名:琉球綠鳩英語名:Ryukyu Green Pigeon原産:琉球列島 リュウキュウアオバトは、かつて台湾のズアカアオバト(Treron formosae)の異なる亜種と考えられていましたが、近年の分子研究により独立種として認められています。ズアカアオバトとは異なり、本種の頭部には赤ではありません。 リュウキュウアオバトは2つの亜種に分かれています。 参考資料:Avibase – The World Bird Database