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ケナガネズミ

Diplothrix legata

和名:ケナガネズミ
中国語名:琉球鼠、琉球長毛鼠
英語名:Ryukyu long-tailed giant rat / Ryukyu rat
原産地:沖縄島北部、徳之島、奄美大島の固有種

ケナガネズミは、ケナガネズミ属(Diplothrix)の唯一の種であり、中琉球諸島を代表する動物の一つです。本種は国の天然記念物、国内希少野生動植物種、IUCNレッドリストでも絶滅危惧種に指定されています。日本産のネズミ類では最大で、幼獣は灰色、成獣は茶色っぽい体色をしており、体長は約30cm、尾長も約30cmで、尾の1/3ほどが白くなっています。ほとんど樹上で生活します。

食性は植物の種子や新芽を中心に、たとえばリュウキュウマツの種子やブナ科植物のドングリなどを食べ、時には昆虫も食べます。繁殖期は秋です。

ケナガネズミは主に樹上を移動しますが、大きな道路が森林を分断している場合は、地上に降りて道路を横断せざるを得ず、その際にロードキルされることがあります。国頭村を通る県道2号線は、ケナガネズミのロードキルが頻発する場所として知られています。

2025/4/3 国頭村
リュウキュウマツの松ぼっくりを食べた痕跡と、ケナガネズミの糞

Published 2025-07-27
Categorized as ほ乳類 Tagged 奄美, 徳之島, 沖縄島

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