オオハナサキガエル

Odorrana supranarina

和名:オオハナサキガエル
中国語名:大臭蛙、八重山臭蛙
英語名:Greater tip-nosed frog
原産:石垣島、西表島

オオハナサキガエルは、石垣島と西表島にのみ分布する固有種で、その種小名 supranarina は「ハナサキガエル(O. narina)よりも大きい」という意味です。体長はオスが約6~7センチ、メスが約8~12センチです。オオハナサキガエルの若い個体は同じく石垣島と西表島に生息するコガタハナサキガエル(Odorrana utsunomiyaorum)と体長では区別しにくいですが、オオハナサキガエルは吻端が尖っており、背面の皮膚の隆起が少なく、滑らかな外観が特徴です。

2024/10/15 石垣島
2024/10/15 石垣島:吻端が尖り、背部が滑らか
2024/10/16 石垣島:体長約8~9㎝の個体