ハロウエルアマガエル

Hyla hallowellii

和名:ハロウエルアマガエル
中国語名:哈氏樹蟾、哈氏雨蛙
英語名:Hallowell’s tree frog
原産地:沖縄島、奄美諸島

ハロウエルアマガエルという名前は、アメリカ・フィラデルフィアの医師でありアマチュア博物学者でもあった Edward Hallowell に由来し、彼は多くの日本の両生爬虫類の命名を行いました。

オスは3月から6月にかけての雨天時、水田や湿地などの止水域で鳴いて繁殖活動を行います。体長は3〜4cmと小さく、鳴き声は非常に大きいのですが姿を見つけるのは難しく、観察者の目を試されるカエルです。

オスはメスよりも体が小さく、喉の鳴嚢部分が黄色くなっているのが特徴です。一方、メスはオスよりやや大きく、喉は白く鳴嚢がありません。繁殖期を過ぎると鳴き声が聞こえなくなり、発見がより困難になります。

2025/5/24 奄美大島
2024/3/5 国頭村 オス
2025/7/10 国頭村 メス