Hebius pryeri
和名:ガラスヒバァ
中国語名:沖繩腹鍊蛇
英語名:Pryer’s Keelback Snake
原産地:沖縄諸島、奄美諸島
ガラスヒバァはカエル類を主食とし、渓流や水路、水田の周辺によく姿を見せます。雨天時や雨上がりには道路上にも現れ、交通事故で死んだカエルを食べる様子が観察されますが、その行動のため、自身も交通事故に遭いやすくなっています。
弱い毒を持ちますが、毒牙が小さいため、人への被害は報告されていません。


学名 “pryeri” は、明治時代に横浜に居住していたイギリスの昆虫学者・鳥類学者 Henry James Stovin Pryer に由来します。Pryer は貿易会社に勤務するかたわら、日本各地で鳥類やチョウ類の標本を収集していました。