Scolopax rusticola
和名:ヤマシギ
中国語名:山鷸
英語名:Eurasian Woodcock
原産地:ユーラシア大陸に広く分布し、夏季は中緯度地域で繁殖し、冬季は南方へ渡って越冬する。琉球列島では冬鳥として見られる。
琉球列島では、北海道などから渡ってくるヤマシギを、9月下旬から翌年3月ごろまで観察することができます。奄美大島や徳之島には留鳥のアマミヤマシギ(Scolopax mira)が生息しており、沖縄島北部にも冬季に少数のアマミヤマシギが飛来するため、これらの地域では冬にヤマシギとアマミヤマシギの両方が見られる可能性があります。そのため、冬にシギ類を観察した際には、細部の特徴を確認して種を識別する必要があります。

