サキシマハブ

先島波布

Protobothrops elegans

和名:サキシマハブ
中国語名:先島原矛頭蝮、先島波布、麗紋龜殼花、先島烙鐵頭
英語名:Sakishima Habu
原産地:八重山諸島(ただし与那国島および波照間島を除く)。沖縄島南部および中部では国内外来種。

サキシマハブの体長は約60〜120cmで、ハブと比べてかなり小型です。体色は褐色系で、個体差による濃淡の変化があります。毒性はハブの半分程度とされています。

1970年代、観光施設においてインドマングースとの対決ショーやハブ製品の開発のために、八重山諸島から沖縄島へと人為的に導入されました。1976年には、観光施設で飼育されていた100匹のサキシマハブが盗まれ、野外に放たれたことにより、現在では糸満市に定着した個体群が存在します。那覇市や名護市でも個体が捕獲されていますが、安定した個体群が存在するかどうかは不明です。また、沖縄島ではハブとサキシマハブの交雑個体も確認されています。

2022/11/19 石垣島
2014/5/31 西表島
2025/4/19 西表島
2025/6/30 西表島