オオシマトカゲ

Plestiodon oshimensis

和名:オオシマトカゲ
中国語名:大島石龍子
英語名:Oshima Blue-tailed Skink
原産地:奄美群島(与論島・沖永良部島を除く)、トカラ列島(宝島、小宝島、諏訪之瀬島)

オオシマトカゲは全長約20cm、頭胴長6〜11cmに達する中型のトカゲで、沖縄群島および与論島・沖永良部島に分布するオキナワトカゲ(Plestiodon marginatus)に形態がよく似ています。かつてはオキナワトカゲの亜種とされていましたが、現在では独立種とされています。種小名の oshimensis は奄美大島に由来しています。

本種は主に海岸近くで見られ、宝島では海岸沿いの道路で多数の個体が確認されています。ただし警戒心が非常に強く、人が近づくとすぐに草むらへ逃げ込んでしまいます。島によっては外来種として導入されたマングースやニホンイタチの影響により、個体数が激減、あるいは局所的に絶滅している場所も報告されています。

2023/7/10 宝島
2023/7/10 宝島
2023/7/11 宝島