Macrothele gigas
和名:オオクロケブカジョウゴグモ
中国語名:巨型長尾蛛
英語名:Giant Japanese Funnel-web Spider
原産地:石垣島、西表島

ジョウゴグモ属(Macrothele)の命名は、巣の形が漏斗(ジョウゴ)状になることに由来すると考えられています。
日本国内に生息するジョウゴグモ属の種は以下のとおりです:
- オオクロケブカジョウゴグモ(Macrothele gigas)
分布:石垣島、西表島
体長:約3.5cm - ヤエヤマジョウゴグモ(Macrothele yaginumai)
分布:石垣島、西表島
体長:約1.5〜2.1cm - アマミジョウゴグモ(Macrothele amamiensis)
分布:奄美大島、徳之島
オオクロケブカジョウゴグモとヤエヤマジョウゴグモは同じ島に生息していますが、体の大きさで見分けることができます。
1998年の研究によれば、以前は石垣島、西表島に分布する Macrothele gigas を、台湾に分布するホルストジョウゴグモ(Macrothele holsti)と同種と考えられていましたが、該当研究によって別種とされました。
ジョウゴグモ属は毒グモとしても知られており、むやみに捕まえることはおすすめできません。
